中川 平一 Heiichi Nakagawa

1939年東京 新宿に生まれる
1945年調布に転居
調布第一小、調布中を卒業
在学中は、ノートや教科書の余白に、マンガを描いていた。
「漫画少年」「冒険王」などの雑誌に熱中。
1958年都立神代高校卒業
在学中に、日展系の妹尾寿信先生の本格的な油絵に接する。
また、初めて石膏デッサンを習う。その頃画架を並べた美術クラブの仲間とは、現在も親交を持つ。
1963年東京学芸大学美術科卒業
在学中にゴッホ展(読売新聞主催)を見て感動。その影響で、「ゴッホ素描集」を手本に模写し、ペンに
よる素描、淡彩を独学で学ぶ。
1964年~調布市立染地小、第三小、上ノ原小、深大寺小、杉森小に勤務しながら、近隣の風景画を描く
時間を捻出するために出勤前の早朝に、素描や油絵を描き始める。以後、40年間、失われつつある調
布の民家や木立などの自然を愛惜し、現場で制作。この週間を継続している。しきりにゴッホの名を口に
するので、図工専科仲間から「調布のゴッホ」と呼ばれた事がある。(笑)
1965年第1回個展「椿近代画廊」それ以降、中野、銀座、たづくり会館で個展開催
計18回(美術団体に属さず、個展中心に作品発表)
1984年~タウン誌「ちょうふとーく」に、調布・狛江百景連載
1990年~世界遺産巡り「イースター島」「古代エジプト」「アンコールワット」「アルタミラ洞窟壁画」「ナスカ地上
絵」「マチュピチュ」など
1993年百景達成記念展「パルコ・スペース7」及び「調布画廊」
「中川平一画帳」(「ちょうふとーく」により出版)
2004年「中川平一風景画展」 -調布を描いて40年- (財団法人調布市文化・コミュニティ振興財団主催)
「中川平一風景画集(1)」刊行
~愛とぴあ「調布淡彩画の会」講師
2009年「中川平一風景画展」 -調布を描いて45年- (財団法人調布市文化・コミュニティ振興財団主催)
「中川平一風景画集(2)」刊行
2010年
カレンダー「わが街・調布」を刊行
2014年調布市文化会館たづくりにて「中川平一風景画展 調布を描いて50年」を開催
「中川平一風景画集(3)」出版
2015年調布市市政功労賞(芸術・文化)受賞
2020年「中川平一風景画選集 調布を描いて55年(愛蔵版)」出版
2021年調布市文化会館たづくりにて「中川平一風景画展 調布を描いて55年」を開催
2023年171点の作品を調布市郷土博物館に寄贈